J.S.バッハ生誕330周年記念日に併せて新たなパブリックドメインのレコーディングと楽譜が登場
2015年3月19日、ドイツ、ケルン/PRNewswire/ -- ピアニスト イシザカキミコがスタジオレコーディングのJ.S. Bach's Well-Tempered Clavier, Book 1をパブリックドメインでリリース。これは、かつてないKickstarter.comにおけるクラウドファンディングと自由なカルチャーライセンス(Creative Commons Zero)の組み合わせによりインターネットセンセーションを起こした2012年の自身のプロジェクト、『Open Goldberg Variations』に続く作品であり、格別のクラシックリリースを制作して押し上げている。
900人以上が『Open Well-Tempered Clavier』の資金調達のためにKickstarter.comキャンペーンで寄付をし、その金額は$44,000以上に上った。レコーディングエンジニアのAnne-Marie Sylvestreとピアノ技術者のGerd Finkensteinと一緒にベルリンのTeldex Studioでレコーディングは完了した。
Grego Appelgate Edwardsの記述:
「過去のどのバージョンでも、ピアニストのイシザカキミコの新しいレコーディングほどすばらしい’Book 1’は聴いたことがないね。(Navona 5993, 2-CDs)。」
Robert Hugillの記述:
「彼女のアプローチは、格別に有利なフーガを用いて、よりバッハの基調の複雑性への明快さをもたらしているよ」、そして 「この音楽がどれだけダンスベースにできるかを発見していつも楽しんだよ。」
レコーディングは、デジタルレコーディングをコピーしてシェアする人々を積極的に促進するCDリリース制作の新しい概念を熱心に取り入れているNavona Recordsよりリリースされる。レコーディングは、3月8日付けAmazon.comの「ホットニューリリース」チャートでナンバーワンとなった。
『Bach's Well-Tempered Clavier』への新たなデジタル版の楽譜はMuseScore.comにより制作され、パブリックドメインライセンスの下にある。デジタル楽譜は、編集、アレンジ、アクセス性において視覚障害がある音楽家によりふさわしく、紙とPDFスキャンに勝る利点がある。
イシザカキミコ
イシザカキミコは、イシズカ・トリオのメンバーとしてキャリアを始めたドイツ人と日本人ハーフの受賞ピアニストである。2012年に『Open Goldberg Variations』をリリースした。
有能で、バッハを非常に熱愛する人 - -- James Oestreich、ニューヨークタイムズ紙
MuseScore
MuseScoreは、無料で簡単な音楽の楽譜ソフトウェアの使用を提供することにより、お気に入りの曲を弾くための習得の過程で音楽家に高い志を持たせる手助けをする音楽教育企業
Navona Records
Navona Recordsは、オーケストラ、 室内音楽、楽器、合唱、クラシック音楽において今日では主要革新者の新鮮なテイストをリスナーに提供するオーディオ製作社、PARMA Recordingsのクラシックのラベルインプリントである。